規格外の主婦として生きる、私が選ぶ自分らしい人生

ひとりで生きる力

正直に言います。

やりたいことが、たくさんあります。

やってみたいことも、つくりたいものも、書きたいこともある。
これから挑戦したいことも、まだまだあります。

だから今の私には、パートに出ている時間などありません。

もちろん、働くことが嫌なわけではありません。

ただ、私には私の人生で、やってみたいことがある。

それを「主婦だから」「母だから」という理由だけで、諦めたくはないのです。


「主婦でしょ?」「母でしょ?」

主婦であること。

母であること。

それは、私の大切な一部分です。

でも、それが私のすべてではありません。

私は主婦である前に、ひとりの人間です。

やりたいことがあり、夢があり、野望もある。

自分の人生をどう生きたいのかを考えることもある。

それなのに、主婦や母という立場に立つと、

「主婦でしょ?」

「母でしょ?」

そんな言葉が、まるで見えない境界線のように現れることがあります。

家族のことを優先するのは当然。

安定した道を選ぶべき。

無理をせず、身の丈に合った生き方をするべき。

「こうしておけば安心」

「その道を選べば間違いない」

一見すると、心配してくれている言葉です。

けれど、その言葉の奥にあるのが、

「それ以上は望まなくていい」

「現実を見なさい」

「もう少し普通に生きなさい」

というメッセージに感じられることがあります。

私は、それが苦しかった。


お祝いの言葉さえ、開けなかった

ここ数年、両親から届く誕生日カードを開くことができませんでした。

誕生日を祝ってくれる。

気にかけてくれる。

応援してくれている。

本来なら、うれしいはずの言葉です。

でも、そこに書かれている言葉を読むと、

「こうあるべき」

「こうすれば安心」

「その道を行けば間違いない」

そんな、私の人生を心配する言葉が並んでいるように感じました。

心配してくれていることは、分かっています。

悪気がないことも、分かっています。

だからこそ、余計に苦しかったのです。

誰かを傷つける言葉ではない。

むしろ、正しい言葉なのかもしれない。

それでも、その「正しさ」が私を窮屈にすることがある。

そんなことを、私はずっと感じていました。


「規格内」に収まらなくてもいい

私は、ずっと考えてきました。

どうして人は、

「普通はこうする」

「この年齢ならこうする」

「主婦ならこうする」

「母親ならこうする」

という型に、自分を合わせなければならないのだろう。

もちろん、社会の中で生きていくには、守らなければならないこともあります。

家族を持てば、責任もあります。

それでも、

生き方まで誰かに決めてもらう必要はない。

私は、そう思うようになりました。

私は「規格内の主婦」になりたいわけではありません。

家事をして、母親をして、仕事をして。

それだけで人生が終わってしまうのは、嫌なのです。

もっと知りたい。

もっとつくりたい。

もっと書きたい。

やってみたいことを、やってみたい。

たとえ遠回りになっても。

たとえ人から見て「そんなことをして何になるの?」と思われても。

自分がやりたいと思ったことなら、やってみたい。


主婦であることは、人生の終点ではない

主婦になったら、自分の人生を後回しにする。

母親になったら、自分の夢を諦める。

私は、そんなふうには生きたくありません。

家族を大切にすることと、自分の人生を大切にすることは、両立できると思っています。

誰かのために生きることと、自分のために生きることも、どちらか一方ではないはずです。

そして、主婦だからこそ見えてきたものもあります。

暮らしのこと。

家族のこと。

お金のこと。

働くこと。

人との距離。

ひとりで過ごす時間。

これからの人生。

そういうものを日々考えてきたからこそ、私は今、自分が本当に何をしたいのかを考えるようになりました。

主婦として生きてきた時間は、私の人生を狭くしただけではありません。

むしろ、私にしか持てない視点を育ててくれたのだと思います。


私は、私の人生をデザインする

「そんなことをして大丈夫?」

「もっと普通の道を選んだほうがいいんじゃない?」

これからも、そう言われるかもしれません。

もしかしたら、何度も迷うと思います。

自分で選んだ道だからこそ、誰かのせいにはできません。

それでも私は、

「みんながそうしているから」

という理由だけで、自分の人生を決めたくない。

誰かが安心する人生ではなく、

私自身が納得できる人生を選びたい。

それが、今の私の答えです。

夢を持つことに、年齢制限はありません。

野望を持つことに、主婦という資格制限もありません。

「主婦だから」という理由だけで、自分の可能性に蓋をする必要もありません。

私は、主婦です。

そして、母です。

そのどちらも、私の大切な一部分です。

でも、それだけではありません。

私は、ひとりの人間として、

まだやってみたいことがあります。

まだ見てみたい景色があります。

まだつくりたいものがあります。

まだ、これからの人生があります。

だから私は、誰かが用意した「主婦」という規格に、自分を合わせることをやめます。

うまくいかないかもしれない。

遠回りするかもしれない。

人から見れば、少し変わった生き方に見えるかもしれない。

それでもいい。

私は、規格外の主婦として生きていく。

決められたレールの上を歩くのではなく、

自分で考えて、

自分で選んで、

自分で道をつくっていく。

主婦だから。

母だから。

もう諦めるのではなく、

主婦である私だからこそ見つけられる人生を、これから探していきたい。

私の人生は、私がデザインする。

これからは、規格外の主婦として生きていく。

それが、私の決意です。